【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で日銀のマイナス金利政策解除を織り込む動きが改めて出ている。きっかけは5日、日銀が7カ月ぶりに資金供給目的で実施した即日開始の国債買い現先オペ(公開市場操作)だ。コンピューターは当初は「資金供給の拡大=緩和姿勢の堅持」との解釈で円売りで反応したが、時間とともに「日本の金融機関は日銀の政策修正への備えを急いでいる」との判断に傾いたようだ。
6日午前の東京市場で円相場は1ドル=148円台半ばでもみ合っていた。日米の国債利回り差は広がっているものの、2日に発表された1月の米雇用統計がサプライズ(驚き)の結果だったのを受けて円売り...

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