QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2024/02/20)
・サマリー
新たな機能、仕様の実装が進む「イーフト」の売上高が増勢を強めている。家庭用を含め世界累計8億ダウンロードを超えたが、基本プレイ無料、クロスプラットフォーム展開をテコに世界35億人超のサッカーファンを取り込み、更なる飛躍につながる見通し。野球ゲームでの大谷翔平選手アンバサダー起用効果(主に来期)も鑑み、連結事業利益の企業価値研究所予想(業績表参照)を増額した。中長期成長ドライバーとして家庭用ゲームでの「METAL GEAR」、「サイレントヒル」等有力IP活用にも期待。
・アナリストの投資判断 ~株価急騰も更なる上昇余地ありとみる
年明け以降、株価は急騰したが、当研究所予想に基づく来期PERは20倍。連結事業利益が過去最高を記録した22/3期の最高PER22倍を目安に、更なる上昇余地ありとみる。野球ゲームの大谷アンバサダー効果や増勢を強める「イーフト」の今期4Q実績(会社側は課金施策抑制方針)などが注目されるほか、公式では発売時期が未定となっている家庭用大型新作の続報に引き続き期待したい。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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