【日経QUICKニュース(NQN) 椎名遥香】投機筋による円の売り持ち高がたまっている。米通貨先物市場では投機筋による円の売越幅が3カ月ぶりの高水準となった。外国為替市場で円相場が1ドル=151円台で推移していた2023年11月の水準まで円の売り持ち高は既に膨らんでいる。さらに増えれば日本の通貨当局による為替介入の「口実」にもなりかねず、円相場の下値余地を狭める一因となりそうだ。
米商品先物取引委員会(CFTC)が23日公表したデータでは、ヘッジファンドなど投機筋(非商業部門)による対ドルでの円の売越幅は20日時点で12万778枚だった。売越幅は昨年11月14日以来の大きさとなる。とりわけ円...

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