【NQNニューヨーク=稲場三奈】米連邦準備理事会(FRB)は3月20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する。5会合連続で政策金利を据え置く公算が大きい。年内の利下げ転換が基本シナリオだが、市場はパウエル議長の記者会見や政策金利見通し(ドットチャート)に注目する。
市場は政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25~5.50%で据え置くと織り込む。米金利先物の値動きから金融政策を予想する「フェドウオッチ」で据え置きの確率は9割を超えている。
FRBが物価指標として重視する米個人消費支出(PCE)物価指数はエネルギーと食品を除くコア指数が1月で前年同月比2.8...
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