三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の純資産総額(残高)が初めて4兆円を突破した。21日時点の残高は4兆509億円で、2月5日に残高が3兆5000億円に到達してから1カ月あまりで5000億円を積み増した。
同ファンドは国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)で最大規模をほこる。1月からスタートした新NISA(少額投資非課税制度)の「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の対象商品で、年初来の資金流入額が5174億円(21日時点、推計値)にのぼる。パフォーマンスも好調で、21日時点の1年リターンは53.60%(23年3月20日との比較)だった。
ETF以外で4兆円を超えるファンドが出現するのは、約14年ぶりとなる。過去に4兆円を超えたことがあるのは「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」1本のみ。グロソブは残高が最大で5.7兆円まで膨らみ、最後に4兆円を超えていたのは2010年2月だった。QUICKの月末ベースのデータでさかのぼれる2000年以降、インデックス型(指数連動型)で4兆円を上回るのは、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が初めてとなる。