【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場でオーストラリア(豪)ドルが対米ドルと対円を中心に不安定な動きになっている。豪ドルは伝統的に豪経済と関係の深い中国の政治や金融政策の影響を受けやすい。ここにきて下げ足を速めてきた人民元相場を巡る思惑が交錯し、豪ドルの相場観を揺さぶっている。
前週は対円で1豪ドル=97円台後半で始まった後、21日には100円台前半と2014年冬以来の豪ドル高・円安水準をつけた。ところが22日にかけて地合いが逆転し、98円台半ばまで下落した。円安の原動力は日本の低金利政策が長期化するとの思惑だったが、円は対米ドルで重要な節目となる152円を前...
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