【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で円相場がじりじりと下値を切り下げている。日銀の利上げ観測や国内債利回りの上昇にもかかわらず、金融引き締めが長引きそうな米国との金利格差が縮まらないためだ。円を元手にドル建て資産などで運用する円キャリー取引も継続しているが、これまで数年にわたり続いた円と国内金利の「逆相関」が終わる局面に備える市場参加者もじわりと広がってきた。
23日の東京市場で円は3日続落した。米連邦準備理事会(FRB)が22日に明らかにした4月30日~5月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いにつなが...

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