【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】外国為替市場で円相場の下落に歯止めがかからない。5月29日には一時1ドル=157円41銭近辺と1日以来4週ぶりの安値をつけた。1日に日本政府・日銀による円買い介入があったと観測された後、円相場は日本の取引時間帯に実需主導でじりじりと下がる場面が多かったが、ここにきて海外投資家の主戦場となるロンドンやニューヨーク市場での円売り・ドル買い圧力が目立ち始めている。
日銀が公表するデータをもとに円相場の値幅を日本と海外での取引時間ごとに比較すると、5月半ばまでは東京市場で大きく円安・ドル高が進んでいた。4月下旬から5月初めに介入観測があったのはいず...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題