【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で円の下値を探る動きが続いている。1日の東京市場では対ユーロで円売りが活発となり、一時は1999年の単一通貨ユーロ導入以来で初めて1ユーロ=173円台に下落した。対ドルもつれ安し、一時1ドル=161円19銭近辺と前週末につけた37年半ぶり安値の161円28銭に迫った。このところの需給環境からうかがえる円相場の深層には、投機筋だけでなく、長期投資家も円安継続を前提としてポートフォリオを組む傾向が強まっているとみられる点がありそうだ。
6月28日の欧米市場。月末だけなく4~6月期の四半期末、24年の上半期末が重なったこの日は、グロー...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題