東京証券取引所が7月11日発表した7/1~7/5の投資主体別売買動向(東証、名証2市場の合計)によると、海外投資家は現物株を2週連続で買い越した。買い越し金額は1837億円と、前の週(1240億円の買い越し)から買い越し額は拡大した。
現物と先物を合算すると海外投資家は8810億円の買い越しとなった。日経先物を4491億円買い越し、TOPIX先物は2482億円買い越した。
個人投資家は現物株を2週連続で売り越した。売り越し額は4966億円。前の週は4886億円の売り越しで、売り越し額は拡大した。
該当週の日経平均株価は、尻上がりに上昇していった週でした。 イベントとしては、該当週の前週の金曜日、バイデンV.S.トランプの討論で、バイデンダメじゃねという話が拡散。 米国ISM景況感指数がダメで、経済減速するんじゃないという話もあり。 それが影響したのか、しなかったのか、指数は上昇。海外投資家が巨額の買い。 個人投資家はいつもの逆張りの売り。そして年金が主体と思われる信託銀行も、このレベルになると売りが増えてきました。 しかし、この時期に上昇するとは、誰しもが思っていなかった展開ではないでしょうか。この翌週に巨額のETF配当ねん出売りがあることが分かっていたので、情報通の投資家ほど売り踏まざるを得なかった上昇でしょうか。