東京証券取引所が7月19日発表した7/8~7/12の投資主体別売買動向(東証、名証2市場の合計)によると、海外投資家は現物株を3週連続で買い越した。買い越し金額は1289億円と、前の週(1837億円の買い越し)から買い越し額は縮小した。
現物と先物を合算すると海外投資家は9762億円の買い越しとなった。日経先物を3608億円買い越し、TOPIX先物は4866億円買い越した。
個人投資家は現物株を3週連続で売り越した。売り越し額は774億円。前の週は4966億円の売り越しで、売り越し額は縮小した。
該当週の日経平均株価は、木曜日まで順調に上昇、金曜日は一気に下落した週でした。 イベント的にはETF配当ねん出の売り。そして木曜日の夜に日本による為替介入が実施されました(推測)。 ETFの配当ねん出売りに伴うと思われる信託銀行から、先物を中心に大幅に売り越し。海外投資家はそれを吸収するかのように買い。 海外投資家の勢いは、為替介入で失ってしまったような感じでしょうか。