【日経QUICKニュース(NQN) 菊池亜矢】外国為替市場で盤石だった円売り戦略の風向きが変わってきた。日米金利差を背景にした円安・ドル高のトレンドが終わったとの見方はまだ少ないものの、投機的な円売りを躊躇する要因が増えている。11月の米大統領選でトランプ前大統領の復帰が意識される中、市場参加者はトランプ氏の経済政策とその影響をどう読むべきか測りかねているのだ。
株式や暗号資産(仮想通貨)の市場では「トランプ・トレード」と呼ばれる選別物色が活気づいている。だが外為市場ではそれらとは距離を置き、トランプ・トレードの逆回転やリスクマネーの収縮に伴う円高への警戒感を保っている。
日本政府・日銀に...

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