【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】荒地潤・楽天証券ＦＸストラテジスト 外国為替市場では日銀が７月30～31日の金融政策決定会合で、国債買い入れ減額の具体策とあわせて追加利上げに動く可能性を警戒している。円安進行を食い止めたいなら日銀は利上げに踏み切るとみる市場参加者は多い。政策金利の据え置きを決めた場合、円売り・ドル買いが優勢になるだろう。 日銀が９月や10月の利上げを示唆したとしても、日米金利差が開いた状態が当面続くとして、円は１ドル＝157円近辺まで下落余地がありそうだ。155円台半ばに位置する100日移動平均を円安方向に突破するだろう。 もっとも円安が進んでも一時的で、いずれ円高・...
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