【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】7月の外国為替市場では円の強さが目立った。日銀が30~31日に開く金融政策決定会合で国債買い入れ減額と同時に利上げに踏み切るとの思惑が浮上するなど、米国とともに日本の金融政策の変化が意識されて円高・ドル安が進行している。月間の円の対ドルでの騰落率をみると、7月は昨年12月以来の大幅高となった。「夏の円高」のアノマリー(経験則)復活の兆しと受け取れる。
QUICKのデータをもとに、過去1年間の月間の円の対ドル騰落率を算出した。7月29日時点で7月月間の円の対ドル上昇率は4.4%と、昨年12月(5.1%)以来7カ月ぶりの大きさとなった。7月は日...

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