来週(5~9日)の外国為替市場で円相場は強含みそうだ。米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ観測が市場に織り込まれる半面、日銀による追加利上げの可能性が意識されている。米景気が減速しつつあるとの見方が強まれば、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入りそうだ。株安や中東情勢の緊迫化で投資家心理が悪化しているのも「低リスク通貨」とされる円買いにつながりやすい。もっとも、足元の円相場は短期間で急伸しており、過熱感を警戒する声もあった。
日経平均株価は引き続き荒い値動きとなりそうだ。米国の景気後退懸念を背景に、今週の日経平均は3万5000円台まで水準を切り下げた。テクニカル分析上では一...
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