【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】日銀の内田真一副総裁は７日、函館市金融経済懇談会で挨拶した。国内外の金融資本市場について「急激な変動がみられる」とし、政策金利について「当面、現在の水準で金融緩和をしっかりと続けていく必要がある」との考えを示した。欧米と異なり「一定のペースで利上げをしないと（物価上昇への政策対応が後手に回る）ビハインド・ザ・カーブに陥る状況ではない」と指摘。「金融資本市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」と述べた。 日銀は７月31日まで開いた金融政策決定会合で政策金利を0.25％に引き上げることを決めた。その後、米国の景気減速懸念などもあり、株式や為替相場が大きく...
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