【日経QUICKニュース(NQN) 穂坂隆弘】今月初めの動揺から落ち着きつつある金融・資本市場にあって、国内長期金利の上昇が日本株の回復に後れをとっている。市場の混乱にくさびを打ったのは日銀の内田真一副総裁の「不安定な状況で利上げをすることはない」との7日の発言だ。23日の国会閉会中審査に出席する見通しの日銀の植田和男総裁が何を語るかも、今後のマーケットを占ううえでいつも以上に重要だろう。
日経平均株価は22日の午前終値が3万8190円だった。5日に3万1458円まで落ち込んだ日経平均は急落前である7月31日の3万9101円からの下げ幅の9割近くを埋めている。一方、5日に0.75%まで急...

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