【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】日米の長期金利の動きにじわりと違いが出てきている。8月上旬の金融・資本市場の混乱のさなか、相対的に安全な資産とされる債券に資金が流入し、日米で国債利回りが急低下(価格は急上昇)した。その後は市場が落ち着きを取り戻すなかで米金利が低位を保つ一方、日本の長期金利は水準を切り上げている。市場参加者が日銀の追加利上げを再び意識したことで日米金利は「ワニの口」のように開き始めた。
23日のニューヨーク債券市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りは3.80%と前の日から0.05%低下した。8月5日につけた1年2カ月ぶりの低水準となる3.66%を再...

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