【日経QUICKニュース(NQN)】石月幸雄・大和証券シニア為替ストラテジスト 9月2日のレイバーデー(労働の日)までは夏休みシーズンで、この日を過ぎて市場参加者が増えてくるまで、円の対ドル相場は方向感が定まりにくい。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言から明らかなようにFRBの軸足はインフレ抑制から雇用悪化の阻止に移っている。為替市場では米雇用動向が最大の関心事だ。9月6日発表の8月の米雇用統計で、仮に失業率が上昇した場合は、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBが0.50%の大幅利下げに踏み切るとの観測が強まるだろう。円相場は瞬間風速的につけた5日の高値(141円70銭前後...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー