【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】外国為替証拠金(FX)を手掛ける個人投資家が円高志向を強めている。米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ開始が確実視され、大きな金利差を頼みにした円売り・外貨買いにも陰りが見え始めた。今後はFX投資家が相場の流れに逆らう「逆張り」の円買い・ドル売りに動き、相場の支え手として台頭する場面も増えそうだ
日本時間9月2日早朝の外為市場で円相場は一時1ドル=146円60銭近辺と約2週ぶりの円安・ドル高水準をつけた。前週末にかけて発表された米経済指標が下振れせず「米景気のソフトランディング(軟着陸)期待からいったんドルに買い戻しが入った」(マネ...
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