【日経QUICKニュース(NQN)】9月11日午前の東京外国為替市場で円相場が一段高となった。10時半すぎに1ドル=141円50銭近辺と、1月上旬以来約8カ月ぶりの高値をつけた。日銀の中川順子審議委員が秋田県の金融経済懇談会で追加利上げに前向きな姿勢を示し、円買い・ドル売りが増えている。 中川委員は懇談会の挨拶で「経済・物価の見通し実現なら緩和度合いを調整する」などと発言した。政策に中立的なスタンスとみられている中川氏が金融引き締めに積極的な考えを示したとの受け止めが広がった。「年内の追加利上げの可能性が一段と高まったと海外勢は判断した可能性が高く、円買いにつながった」(国内銀行のストラテジ...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー
急激な円高による企業業績の下方修正リスクは考慮されないのか