【日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂】米連邦公開市場委員会(FOMC)が来週17~18日に迫るなかで、金融市場では利下げ幅予想がなお揺らいでいる。12日は、通常の倍である0.5%の大幅利下げ観測が盛り返し、外国為替市場では円買い・ドル売りが加速した。まだ優勢な0.25%利下げで実際に決着すると、いったん大幅利下げを織り込みつつあるマーケットで揺り戻しが起きるかもしれない。
米金利先物の値動きから米政策金利を予想する「フェドウオッチ」では、米中部時間12日21時半(日本時間13日11時半)時点で0.5%利下げの確率が43%まで持ち直している。前の日は14%まで低下していた。前...
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