【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で日銀の金融政策に対する感応度が戻らない。日銀の現行スタンスは「政策正常化に向かう構えは堅持するが、利上げは急がず」というもの。少し前までは「日米金利差は相応の幅を維持する」として格好の円売り材料になっていたが、ヘッジファンドなどの投機筋のリアクションはいま一つだ。
円は7月の年初来安値(1ドル=161円90銭台)から9月の年初来高値(139円50銭台)まで14%近く上げた。財務省の三村淳財務官は1日に「円の売り持ち高縮小で7月とは違った状況になっている」と述べた。日本政府による為替介入とその後の日銀利上げをきっかけに8月上旬ま...
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