【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】米短期金融市場で一部の短期金利が9月末に急上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の量的引き締め(QT)により、市場の余剰資金が減っていることが影響しているようだ。FRBは短期金利の急上昇を防ぐバックストップ(安全策)を用意しているが、日々の資金繰り次第で予期せぬ急騰を招く可能性も残る。
米市場で話題となっていたのが、レポと呼ばれる債券を担保に短期資金を融通する取引だ。英LSEGによると、米証券保管振替機関(DTCC)が算出する米国債を担保とする翌日物のレポレートは、9月30日に5.22%と前営業日(4.89%)から0.33%あまり上昇し、米政...
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