【NQNロンドン=蔭山道子】欧州中央銀行(ECB)が10月17日、9月に続く0.25%の追加利下げを発表した。2会合連続しての利下げは2011年以来、約13年ぶりとなる。ECBはインフレが順調に鈍化しているとの認識を示すと同時にユーロ圏経済の下振れを懸念する。金融・資本市場では「懸念がインフレから経済成長にシフトした」との受け止めが聞かれる。
インフレ鈍化は「順調に進んでいる(well on track)」。ECBのラガルド総裁は17日の記者会見中、このフレーズを繰り返した。物価上昇率がECBの目標とする2%に低下する時期は「来年中」とも言及した。9月の前回理事会では「来年後半にかけて」とし...
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