【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場でユーロの下値不安がいったん薄れている。11日は特段のユーロ買い材料がなかったにもかかわらず円やドルに対して大きく値を上げた。ユーロの対円相場はアジアの取引時間帯につけた安値の156円台前半から急上昇し、12日の東京市場では159円台をつけた。背景にあるのが目下好調なドイツなどの株価と、それに絡んで動いているとみられる年金基金や生命保険などの長期投資家「リアルマネー」からのユーロ買い観測だ。
11日の欧州株式市場でドイツ株価指数(DAX)は続伸し、連日で最高値を更新した。不調のユーロ圏経済を支援するために欧州中央銀行(ECB)は...
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