【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】日銀が来年3月までの今年度中に追加利上げに動くとの織り込みが進んでいる。米景気の軟着陸(ソフトランディング)期待が高まり、それと同時に円相場に下落圧力がかかっているためだ。翌日物金利スワップ(OIS)市場の参加者が織り込む確率は、2025年3月の金融政策決定会合までに追加利上げに踏み切る確率は8割を超えた。
日銀の政策金利である無担保コール翌日物金利(TONA)を変動金利とし、固定金利と交換するOISのなかでも、金利の交換期間を日銀会合間とする「金融政策決定会合間取引」のレートは、市場参加者の利上げ織り込みを映し出す指標のひとつだ。
来年3...
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