【NQNニューヨーク=川上純平】米債券市場では、11月5日の大統領選で共和党のトランプ前大統領の勝利を見込んだ「トランプ・トレード」が加速している。物価の上昇や財政赤字の拡大を予想した債券売りが活発だ。ただ、トランプ氏の政策は足元で堅調な米経済の足を引っ張ることにもなりかねない。金利の上昇(債券価格の下落)局面は債券買いの好機になる可能性がある。
10月28日の取引で、米長期金利の指標となる10年物国債の利回りは一時4.30%と約3カ月半ぶりの高水準を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が9月に0.5%の大幅利下げに踏み切ったにもかかわらず、長期金利は10月に入りおよそ0.5%も上昇した。多く...
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