米利下げ、来年半ばに打ち止めも 後退続く市場予測
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 長谷部博史】米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が７日に決めた２会合連続の利下げの今後のペースはどうなるか。金融市場では、次回12月17～18日の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）における連続利下げ観測がなお有力ながら、その後の政策金利パス（道筋）の予測は切り上がっている。利下げ予測の後退が続いており、来年半ばには利下げ打ち止めとの見方も強まってきた。
米金利先物の値動きから政策金利を予想する「ＦｅｄＷａｔｃｈ」における今後の各ＦＯＭＣ後の予想を、市場予想の確率で加重平均して結ぶと市場参加者が見込む今後の金利の道筋が浮かび上がる。
ＦＲＢが0.5％の大幅利下げに...
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