【日経QUICKニュース(NQN) 菊池亜矢】外国為替市場でユーロの下値不安が改めて広がっている。9月までは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測によるドル売りがユーロを支えてきたが、11月5日投開票の米大統領選でトランプ前大統領が勝利し、インフレ的な政策が遂行されるとの見方が強まると、ユーロ独自の買い材料の乏しさが再認識された。足元では地理的に近いロシアを巡る地政学リスクが再燃している。
19日の欧州市場でユーロは対ドルで1ユーロ=1.05ドル台前半に下落したほか、対円では1ユーロ=161円台半ばと10月初旬以来約1カ月半ぶりの円高・ユーロ安水準をつけた。米国がウクライナに米国製の長距...

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