【日経QUICKニュース(NQN) 中田真裕】外国為替市場でブラジルの通貨レアルが過去最安値圏に沈んでいる。ブラジル政府が公表した支出削減計画が市場の期待よりもはるかに小さく、レアルには財政状況を懸念した売りが止まらないためだ。2023年に大統領として再登板したルラ氏が経済環境の変化に気づかず、手腕に疑問符がついているのも通貨安につながっている。
28日の外国為替市場ではレアルが対ドルで1ドル=6レアル前後となり、1999年の完全変動相場制へ移行後で最安値となった。対円でみてもレアル売りが続き、1レアル=25円近辺と今年の安値をうかがう水準まで下落している。売りが膨らんだのは通貨だけではなく...
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