急回復予想の雇用統計、12月の利下げ観測に影響か（米株ストラテジー）
【QUICK Market Eyes 片平正二】年内最後の重要イベントとなりそうな12月米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を17～18日に控え、今週は６日に発表される11月の雇用統計に市場の関心が向かいそうだ。非農業部門の新規雇用者数（ＮＦＰ）の市場予想は20万人増となっており、ハリケーン要因で急減した前月（１万2000人増）から伸びが回復する見込み。ゴールドマン・サックスは１日付のリポートで、ＮＦＰを23万5000人増と予想し、市場予想より強めの数字を見込んだ。ポジティブな要因としてハリケーン終息に伴い５万人の押し上げ効果、ボーイング（BA）などのストライキから復帰した労働者による37万500...
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