【日経QUICKニュース(NQN) 吉井花依】外国為替市場で投機筋の円売り圧力が弱まっている。日銀による12月の利上げ観測が高まり、低金利の円を元手に金利の高いドルに換える「円キャリー取引」が下火になりつつあるためだ。トランプ次期米大統領の誕生を見越した「トランプ・トレード」に一服感が漂い米金利の上昇も止まっているが、ユーロなど欧州通貨に対して投機筋のドル買いの強さは浮き彫りになっている。
前週の感謝祭の祝日に絡んで米商品先物取引委員会(CFTC)が2日に発表を遅らせた建玉報告によると、シカゴ通貨先物市場では非商業部門(投機筋)による対ドルでの円の持ち高は11月26日時点で2万2633枚の売...
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