【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】日銀の利上げ観測がかすんでいる。財務省が12月17日に実施した20年物国債入札は、18~19日の日銀金融政策決定会合を警戒する声をよそに投資家のしっかりとした需要を集めた。今回の会合での利上げ見送り観測にダメを押すような結果に、市場参加者は今後の利上げシナリオの再考を改めて迫られている。
財務省が17日に実施した20年物国債(190回リオープン、表面利率1.800%)入札は最低落札価格が市場予想を上回り、小さいほど好調とされる平均と最低の落札価格の差(テール)も7月以来の低さとなった。
SMBC日興証券の田未来シニア金利ストラテジストは、1....

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