【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】12月26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は一時1ドル=158円台前半と7月以来の安値をつけた。クリスマス休暇から復帰し始めた海外投資家は、実質的に2025年の新年入りとなったところが多い。焦点だった日銀の植田和男総裁による25日の講演をほぼ波乱なく終えたことで、ヘッジファンドなどの投機筋は「円安シナリオを変える理由はない」として「円の売り初め」に傾いた。
■対円で進めるのが得策
25日の植田日銀総裁の講演は「当たり障りのない内容だった」(欧州系ヘッジファンドのマネジャー)と受け止められた。市場にとって当たり障りのない内容とは、植田氏...
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