【日経QUICKニュース(NQN) 穂坂隆弘】日銀は2024年3月、マイナス金利を解除し金融政策の正常化へ踏み出した。それにもかかわらず外国為替市場で円は売られた。27日時点では対米ドル相場は昨年末を10.7%下回り、年間の下落率は1割を超えた。利下げに向かった中央銀行が多かった他の主要通貨の対米ドル相場の下落率を上回る。
24年は「米国例外主義」といわれるほど米国経済の強さが目立ち、外国為替市場は「米ドル1強」だった。他の主要通貨の対米ドル相場も下落し、27日時点で英ポンドの年間下落率は1.2%、ユーロは5.5%、スイスフランは6.7%、豪ドルは8.8%となっている。日本円の下落率が一...
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