【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】12月30日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=157円台後半でもみ合っている。月末や四半期末、海外の年度末接近で機関投資家からは資産配分の比率調整(リバランス)目的の注文が入りやすい時期だ。だが、それに伴って市場が想定していた米国債買いや円買い、ドル売りはいずれも現時点で目立たない。米国での利下げペース鈍化や財政拡張を前提とする米金利やドルの先高観の根強さを映している。
今年11月末の米市場で長期金利と円相場は4.17%と1ドル=149円70~80銭でそれぞれ終えていた。前週末の終値は4.62%と157円80~90銭だった。米国外の市場参...

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