【日経QUICKニュース(NQN) 中田真裕】外国為替市場でユーロ相場の戻りの鈍さが目立っている。トランプ米政権と関税の発動延期で合意したメキシコやカナダの通貨は急反発したものの、欧州の交渉はこれから本格化するとみられているためだ。欧州がトランプ米大統領とのディール(取引)で関税を回避するのは難しく、市場参加者は関税発動による欧州中央銀行(ECB)の利下げ加速も視野に入れつつある。
ユーロは対ドルで日本時間4日早朝に1ユーロ=1.0353ドル近辺まで上昇した後、午後には1.0272ドル近辺まで上げ幅を縮める場面があった。トランプ米大統領は2月3日、メキシコとカナダに対する25%の関税発動を1...

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