【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で円が多くの通貨に対して買われ、独歩高の様相を呈している。日本時間7日朝には対ドルで一時1ドル=151円17銭近辺と約2カ月ぶりの高値をつけた。日銀の利上げ継続をテーマにした買いが続いている。市場の一部では、不規則極まりないトランプ米大統領の発言に右往左往するよりも見極めが容易だとして、短期トレードの重点項目として円買いに傾く参加者もいる。
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円買い戦略が存在感を増すきっかけになったのは5日発表の2024年12月の毎月勤労統計だった。日銀執行部はかねて「物価と賃金の好循環」を政策正常化の条件とし...
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