【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で米ドルが総じてさえない。ドルの総合的な強さを示す米インターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数(DXY)は2月14日、一時106台半ばと約2カ月ぶりの低水準をつけた。前週発表の米経済指標でドルの追い風になったといえるのは12日の1月の消費者物価指数(CPI)ぐらいで、それもウクライナでの戦争終結を巡る思惑を背景にしたユーロ買いにかき消された。トランプ米政権の関税強化策がドル高をもたらすとのシナリオも今のところ機能していない。
1月の米CPIは米国内のインフレの根深さを再認識させた。だが、翌13日発表の1月の米卸売物価指...
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