【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 穂坂隆弘】厚生労働省が4月7日に発表した2月の毎月勤労統計調査(速報)によると、現金給与総額(従業員5人以上の事業所)は物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.2%減と2カ月連続のマイナスだった。見逃せないのが、調査する事業所のサンプル替えに伴う1月の大幅な下方修正だ。
2月の現金給与総額は名目では前年同月比3.1%増だった。一方、2月速報と同時に明らかになった1月の確報は名目が1.8%増、実質が2.8%減で、それぞれ2.8%増、1.8%減だった速報からは大きく下振れした。1月確報における名目の伸びは昨年4月の1.6%以来9カ月ぶりの小ささだ...

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