日本知財総合研究所 三浦 毅司 【東証、時価総額100億円へ基準強化】 4月2日の日本経済新聞の報道によれば、東京証券取引所は新興企業が上場するグロース市場に関し、上場維持基準を厳しくする方針だ。現在のグロース市場における上場維持基準は、上場10年後に時価総額40億円以上となっているが、2030年以降は上場から5年たった企業が時価総額100億円未満だった場合に上場廃止にする。 東証では、上場しても株価が低迷し、新たな資金調達もできない低成長企業を多く抱える「小粒上場」が課題になっている。今回の改革で、小規模のまま上場し、企業価値が伸びない企業が多く存在する問題の解消をめざすという。 時...

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