【QUICK Market Eyes 阿部哲太郎】4月14日の東京株式市場で、地球観測人工衛星を開発・製造するQPS研究所(5595、グロース)が大幅続伸し、一時前週末比13.41%高の1235円まで上昇し年初来高値を更新した。11日発表した2024年6月~25年2月期(第3四半期)の単独決算で、最終損益が18億円の赤字(前年同期は800万円の赤字)になったと発表したがあく抜けと見た買いが優勢となっている。
売上高は80%増の18億円だった。3月打ち上げのQPS―SAR(合成開口レーダー)9号機が順調に初期運用を開始したほか、複数の案件獲得も進んだ。