米雇用統計発表後の米金利上昇をきっかけにした株安の流れが加速し、5日の米国株式相場は前営業日をしのぐ急落ぶりを見せた。ダウ工業株30種平均は前週末比1175ドル21セント(4.6%)安の2万4345ドル75セントと過去最大の下げ幅を記録、2カ月ぶりの安値水準を付けた。
指数の全構成銘柄が2日続けて下落。なかでも下落寄与度トップはボーイングで、同銘柄だけでダウ平均を137ドル押し下げた。ほかにスリーエムが94ドル、ユナイテッド・ヘルスが81ドルの押し下げ要因になった。
ダウ平均の下落寄与度ランキング
(QUICKデリバティブズコメント)
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