トランプ大統領は4日にツイッターで、「石油輸出国機構(OPEC)による独占でガソリン価格が上昇し、彼らが何も手助けしてくれないことを覚えておく必要がある。今すぐ価格を下げろ!」とつぶやいた。独立記念日の休日にも関わらず、ドライブシーズンを迎えて原油価格が高騰している現状に不満を示したものとみられる。
全米自動車協会(AAA)の2日付のリポートによると、全米のガソリン販売価格の平均値は1ガロン=2.86㌦で、米独立記念日の休日としては4年ぶりの高水準にあるという。5月末のメモリアルデーの休日と比べれば11㌣安いというが、AAAによれば米独立記念日の休日には4000万台近くの車がドライブに駆り出されるとのこと。ガソリン価格の高止まりが続けば、米国の個人消費への悪影響が懸念されそうだ。(片平正ニ)
★トランプ氏のツイッター
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1014611307427966976
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