QUICK資産運用研究所=西本ゆき
ティー・ロウ・プライス・ジャパンが27日に新規設定した「ティー・ロウ・プライス 米国成長株式ファンド(愛称:アメリカン・ロイヤルロード)」(AW31119C)は、当初設定額が1482億円だった。2019年に入ってから新たに設定された国内公募投資信託(ETFを除く)の中で最大規模となる(12月27日時点)。
当初設定額としては、12年12月27日に設定され2000億円を集めた「日興グラビティ・アメリカズ・ファンド(愛称:ビバ・アメリカズ)」(0231212C)以来、7年ぶりの高水準。「アメリカン・ロイヤルロード」は、主に米国株式のうち成長性が高い企業を選んで投資する。販売会社はみずほ証券とみずほ銀行の2社。
同社が5月に運用を始めた「ティー・ロウ・プライス 世界厳選成長株式ファンド Bコース(資産成長型・為替ヘッジなし)」(AW313195)も、今年の当初設定額ランキングで6位に入っている。販売会社は野村証券。
2位は日興アセットマネジメントが6月に設定した「グローバル・プロスペクティブ・ファンド(愛称:イノベーティブ・フューチャー)」(02312196)の1135億円。みずほ証券が1社で販売した。
3位は野村アセットマネジメントが3月に設定した単位型の「(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株1903」(01211193)で、750億円を集めた。