ティー・ロウ・プライス・ジャパンが28日に新規設定した「ティー・ロウ・プライス グローバル・テクノロジー株式ファンド」の販売を一時停止した。為替ヘッジをしない「Bコース」と為替ヘッジありの「Aコース」の2本があり、募集段階(当初申込期間は9月7~25日)で合計1115億円の資金を集めていた。
販売会社は野村証券1社。当初設定額はBコースが617億円、Aコースが498億円で、それぞれ2020年に新規設定されたファンドで5番目、6番目の大きさで運用を始めたばかりだった。
ティー・ロウ・プライスが28日に公表した「お知らせ」によると、販売停止の理由は「主要投資対象市場の規模・流動性等を総合的に勘案した結果、運用資産規模を適正な範囲に維持することで運用効率を保つため」としている。
同社によると、海外で販売している同じ運用戦略のファンドはすでに1.4兆円規模にのぼり、かつて新規買い付けを2年半ほど停止していたことがある。
(QUICK資産運用研究所=西本ゆき)