アセットマネジメントOneが今年7月に運用を始めた「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界(ESG)>」の残高の伸びが著しい。9月29日時点の残高は5928億円で、国内公募の追加型株式投資信託(ETF除く)で3位に浮上。同じシリーズで最大の残高を誇っていた「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界>」を初めて抜いた(図1)。
「未来の世界(ESG)」は、持続的な利益成長が期待できる「ハイクオリティ成長企業」の株式を割安時に買う「未来の世界」シリーズの8本目のファンド。世界の株式のうち企業の競争優位性や成長力に加え、ESG(環境・社会・企業統治)への取り組みから投資先を選定する。販売会社はみずほ証券、みずほ銀行、みずほ信託銀行の3社。
今年7月20日に歴代2位の当初設定額(3830億円)で運用を始め、9月月間の資金流入額(推計値)は751億円と好調。設定日の残高は国内17位の大きさだったが、2カ月あまりで3位まで躍進した。9月29日時点の基準価額は1万478円で、新規設定時の1万円を上回っている。
これまでシリーズで残高が最も大きかった「未来の世界(為替ヘッジなし)」は、2016年9月30日の運用開始。「未来の世界」シリーズ最初のファンドだった。当初設定額はわずか69億円だったが、好成績を背景に資金流入が続き、今年9月初旬に残高が6000億円を突破するなどシリーズをけん引してきた。9月29日時点の残高は5927億円で、基準価額は2万5070円。年初来リターンは30.5%のプラスだった(図2)。
(QUICK資産運用研究所=西本ゆき)