レオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみワールド+」の純資産総額(残高)が初めて1000億円を突破した。2日の残高は1014億円。
同ファンドは「ひふみワールドマザーファンド」を通じて、日本を除く世界各国の株式のうち成長性が高いと判断した企業に投資する。同じマザーファンドで運用する「ひふみワールド」はレオス直販のみの取り扱いで、2日時点の残高は225億円だった。
2020年12月末の月次レポートによると、投資国は米国が62.51%、中国が10.04%と続く。組み入れ銘柄数は113で、組み入れ1位はアイルランドのコンサルティングサービス会社アクセンチュア(ACN)、2位は米半導体大手のザイリンクス(XLNX)、3位は米半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(TI、TXN)と並んだ。
昨年来リターンは27.1%のプラス。過去1年間の資金流入額(2日時点、推計値)は304億円だった。