【NQNニューヨーク=岩本貴子】各国の気候変動対策への注力が商品市場に影響し始めている。電気自動車(EV)などに不可欠な素材である銅の先物価格は先高観が強い一方、原油先物相場は上値が重い。中長期的な需要見通しの違いが、相場の方向を左右し始めている。 ■銅は新しい原油 26日のロンドン金属取引所(LME)で、銅の3カ月先物は公式価格が1トン9730ドルと2011年8月以来の高値をつけた。新型コロナウイルスのまん延からの世界的な景気回復に加え、各国が温暖化ガスの削減など環境対策に注力することで銅の需要は高まっている。ゴールドマン・サックスは「銅は新しい原油だ」と指摘し、改めてその重要度に注目...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー